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解体工事の費用がすぐわかる!平均的な相場でシミュレーションが可能!【2023年最新版】

解体工事費用と相場シミュレータ

解体工事の費用はどれくらいかかるのか、相場を知りたい人必見!

家の持ち主にとって、解体における費用は頭を悩ませますよね。

当サイトは解体工事の費用だけではなく、知識や不明な点など

わからない方向けに、解体工事の費用や知識を解説します。

1.建物や費目別でみる解体工事費用の相場

費用 相場 備考欄
解体費用

木造解体

35,000円~45,000円

鉄骨解体

43,000円~65,000円

RC解体

68,000円~90,000円

※1坪あたりの単価
産業廃棄物

処分費

18,000円~45,000円 ※1立方メートル

あたりの単価

※この数値は立地条件等を含まないものとする

2.建物の種類や立地条件による解体費用の変化

建物の種類

解体する建物の種類によって、解体工事の費用は大きく変わってきます。

代表的な、建物別に費用の違いを解説致します。

木造

一般的に解体工事の中で最もポピュラーなのが、木造住宅です。

色々な建物の種類がありますが、木造住宅が

一番コストを抑えることが可能です。

軽量鉄骨造

軽量鉄骨造は耐震性に優れ、近年では増えてきている建物です。

類似した建物に重量鉄骨造がありますが、重量鉄骨造との違いは

厚さ6mmを超える鋼材を使用した場合は重量鉄骨造

6mm以下だった場合は軽量鉄骨造と呼んでいます。

そのため、重量鉄骨造よりコストは下がりますが、木造とは

解体方法等も異なり

木造解体費用の約1.2~1.4倍程、高くなります。

更に、軽量鉄骨造にはアスベストの含有がある可能性があります。

アスベストの含有が発見された場合は、事前調査費や

アスベストを撤去する費用が莫大にかかりますので

事前に調べておく必要があります。

重量鉄骨造

重量鉄骨造は軽量鉄骨造よりも鋼材が厚く

更に耐震性や建物の強度が増します。

重量鉄骨造は頑丈にできている為、解体する際は鉄骨をガス溶接などで

切断するコストが掛かるため

木造解体費用の約1.8~2.5倍高くなります。

RC(鉄筋コンクリート造)

RC造は、柱や梁(はり)など、建物に対する強度が必要不可欠な部分に

鉄筋でできた枠型にコンクリートを流し込んだ素材を用いるものです。

鉄筋は引っ張る力に強く、コンクリートは圧縮に強いので

両方のメリットを組み合わせて

より強い建物の構造を可能にしています。

それだけ頑丈な建物なので、解体する際は特殊なアタッチメントや

建物の柱や梁(はり)の鉄筋をガス溶接で切断しなければなりません。

作業分担が増え、コンクリート(ガラ)等

廃棄物処理費用が莫大にかかります。

そのため、木造解体費用の約2~3倍高くなります。

3.解体工事にかかる費用の算出方法

ここでは、実際に解体工事にかかる費用の算出方法を解説致します。

解体にかかる費用の中で大部分を占めているのが、建物の解体費と

解体で排出された、産業廃棄物の処分費です。

その他にも、重機、回送費、付帯工事費、工事会社の利益など

様々な目に見えないコストに至るまで存在します。

解体工事に係る全ての費用内訳を詳しく解説致します。

建物の解体費用

一口に、建物の解体費用と聞いても、どんな事に費用がかかるのか

わからないと思いますので解説致します。

内部解体

建物を重機で壊す前に、建物内部を人力で解体し

リサイクル法に基づいて、産業廃棄物の仕分けをしなければなりません。

そのため、人件費や内部解体で搬出された産業廃棄物の処分費などが

内部解体でかかる費用の大半を占めています。

重機による建物の解体

内部解体が終わり、重機によって建物を解体する際に

様々な費用が掛かる事はご存知でしょうか。

重機やアタッチメントがリースだった場合はリース代が掛かります。

自社で保持している重機やアタッチメントでも維持費が掛かります。

その他に、重機を操作する職人の人件費や燃料代

回送費など重機に附帯するコストが多数掛かります。

産業廃棄物の処分費用

建物の解体時、木くずやコンクリート塊、タイル片などを

処分する際に掛かる費用です。

解体工事によって、散らばった廃棄物を油圧ショベルや

手作業で回収し、分別した後にトラックなどで処理場へ運搬します。

具体的な費用は廃棄物の種類によって異なります。

木くずなどは比較的安価ですが、タイル、コンクリート塊

廃プラスチック類といった物になると高くなります。

概ね、1立方メートルあたり18,000円~40,000円前後が

平均的な相場と言えるでしょう。

例として、木造2階建の家屋を解体した場合、4tトラックに換算して

5台分以上の廃棄物が出ることもあります。

加えて、庭付き住宅の場合は庭石や植物の撤去費用も必要となります。

外構物の撤去、処分費用

外構物の中にはブロック塀・土間・フェンス、アスファルト

擁壁・地下車庫・ボックスカルバート・階段など

建物の周りには、様々な外構物が存在します。

ブロック・フェンス・門・土間などの外構物の撤去費用は

距離や量によりますが数万円~十数万円程度でしょう。

比較的安価で施工する事が可能ですが

擁壁、階段、地下車庫、ボックスカルバートなど

重機作業が必要な重量外構物につきましては

撤去期間と処分費がコンクリートなどは高いので

距離や量によって異なりますが

50万円~数百万円必要になる場合もあります。

余裕のある予算確保が必要になってきます。

植木・植栽・樹木の撤去費用

解体工事で建物のお庭の樹木や植栽の撤去は必要不可欠です。

植木や植栽の撤去費用

植木や植栽の撤去費用は量によって異なりますが

撤去、処分費用含めて

一立方メートルあたり14,000円~18,000円程度でしょう。

樹木の撤去費用

樹木の撤去については、根っこまで伐根するケースが多いです。

そのため、木の高さによってことなりますが比較的高価になります。

1本あたり伐根込みで数万円~数十万円かかるでしょう。

庭や樹木がある建物では余裕ある予算計画をしてください。

4.解体費用を抑えるコツ

本来、解体工事業者が行う作業を減らし、ある程度の整理をすれば

解体工事会社が行う作業が減るので、解体費用も抑えることが可能です。

建物内の家具等、今後使わない物は率先して処分するようにしましょう。

庭にある雑草や小さい石、玉石などを事前に処分しておけば

業者の作業が減り、多少ですが費用は安くなります。

小さな積み重ねですが、解体費用を抑えるには自ら動かなければなりません。

5.工事会社選びで失敗しないコツ

定められた資格・許認可を保有しているか

解体工事を施工するに辺り、各地区で定められた都道府県知事許可か

国土交通大臣の許可が必要になってきます。

建設業許可

解体工事の建設業許可は、1件当たりの請負金額が500万円以上の工事を

行う際に必要になります。(建設業法第3条) 

解体工事業の建設業許可は、都道府県知事許可か

国土交通大臣許可のどちらかを取得しなければなりません。

解体工事業登録

解体工事業登録は、1件当たりの請負金額が500万円未満の

解体工事を行う業者が、各都道府県に届け出を行う制度です。

(建設リサイクル法第21条)登録手続きは、解体工事を施工する

都道府県ごとに必要書類を揃えて各都道府県の建築担当部に提出します。

解体工事業登録は、建設業許可のうち解体工事業、土木工事業、建築工事業

いずれかを持っている業者には不要です。

一方、2019年6月以降にとび・土工工事業の建設業許可を取得・更新した

業者で解体、土木、建築のどの許可もない場合は登録が必要になります。

産業廃棄物収集運搬業許可

解体工事を行う際には、建設業許可や解体工事業登録は必須ですが

状況によって、解体工事業者にも産業廃棄物収集運搬業許可が

必要になるケースもあります。

解体工事を行うには建設業許可や解体工事業登録は必須ですが

産業廃棄物収集運搬業許可は必須ではありません。

解体工事を行った後、発生した廃棄物を運搬することになりますが

これは解体工事業者が排出事業者かどうかで運搬業許可が

必要になるかどうか決まってきます。

印象的にも収集運搬を持っていた方が良いでしょう。

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